HOME - INTERVIEW - vivid undress

INTERVEW

vivid undress

UPDATE : 2014/08/22

下北沢発「GIRLS CITY POP」vivid undress。シーンに突如現れた新星が掻き鳴らす音は、暴力的に洗練された時代に求められた音楽だ。しかし依然として謎のベールに包まれた彼女達。今回NEWScriptがそんな彼女達の真意を探るべく単独インタビューに成功した。必見!!

——今回はまずvivid undressってなんぞや?ってところで。突如現れて、瞬く間にシーンで話題になっているこのバンドなんだけども、あまりにもこのバンドが謎のベールに包まれているので、その辺りを知りたいって言う声がとても多いのね。なのでvivid undressの核心に迫れるインタビューが出来れば、って思っているので、今日はよろしくお願いします!

一同「よろしくお願いします!」

——よろしくお願いします!じゃあまずvivid undressの成り立ちというか、どうやってこの5人が集まってバンドを組むに至ったのかってところはどうしても気になるトピックだとおもうので、そこから聞けたらいいなって思うんだけど。

kiila(以下k) 「まず私がずっとソロでやってて、そろそろ音楽活動を辞めようかなって思ったときに、最後に全力でラストスパート、死ぬ気でやろうかな、って思ったときに色々な人に相談をして。」

——ずっとソロでやってきたんだよね?バンドって言う形態で、っていうのはkiilaとしてはやったことがなかったんだ?

k「そうですね、ずっとソロでやってきて。勿論遊びでバックバンドをつけて・・・っていうのはあったんですけど、本格的にバンドで、っていうのは初めてでした。」

——音楽活動を辞めようかな?って思ったときに、『まだやり残したことがあるじゃん!』っていうところがバンドだった、と。

k「そうです。」

——それで、このメンバーが集まるに至った経緯っていうのはどういうものだったのかな?

iori(以下i)「もともと僕とkiilaが知り合いでよく顔を合わせていて。それで最後に全力でやりたいって話を聞いたときに、僕もずっとkiilaの歌を聞いていて、一緒に全力でやってみたいって思って。一緒にやろうよ、って。まずこの二人が始まりで。で、やるんだったらヤバイ奴らを集めたいよね!って話しになって。で、次にGのyu-yaがライブを観に来て。」

k「うん、ソロのライブを観に来てくれて。この日が初めまして、って感じで。実はお互いにちょくちょく会ってはいたんですけど、お互いにヴォーカル、ギタリストとして、って認識はなくて。」

——そうだったんだ!yu-yaはkiilaの歌をそのときに初めて聴いてどうおもったの?

yu-ya(以下y) 「すっげぇ歌、上手だなぁ、って。」

一同「(笑)」

y「本当に惹かれるものがあって。何か面白いことが出来そうだな、って言う感覚がありました。」

i「それで3人が出会って。じゃあベースどうする?鍵盤もいれちゃう?って話しになって。それぞれが知り合いだったsyunnとrioに声を掛けて。」

y「いきなりオレがsyunnに電話して(笑)」

syunn(以下s) 「そのときはkiilaのことは全く知らなくて。yu-yaから電話もらって、こういうバンド組むんだって話しを聞いて面白そうだな、と。」

——全然知らないけども(笑)

一同「(笑)」

——じゃあsyunnとkiilaが出会ったのはどのタイミングなの?

k「道端で。」

——え??

k「yu-yaを迎えに行ったら、なんかsyunnも一緒におって。そんで一緒にスタジオ入るって。」

——あーじゃあ、最初にスタジオに入るときってことだ。それまで全くどんな奴かお互いに知らずに。syunnもよーきたね!全然わけのわからない状態で!

y「(笑)でも安心しました。歌を聴いて、『これは!』と。俄然やる気になって。」

——それでrioは?

i「rioは・・・誰が連絡したんだっけ?」

——勝手に来たんか!(笑)

k「あ、rioはrioさんの別のバンドでライブハウスで会って。その時に声掛けたんやった!」

——それはvivid undressを具体的にやろうって話しになっていた時に?

k「前から知り合いではあったんだけど、その時にはもうそういう話になってましたね。」

i「そこで誘っちゃおうと。」

rio(以下r)「何を隠そうioriとは地元が一緒って言うのもあって。」

i「syunnも地元が一緒で高校生のときの先輩で。」

——そうだったんだ!じゃあ結果的にioriが中心にいてそれぞれ繋がったみたいな感じだったのかな。rioもスタジオで初めてkiilaの歌を聞いたの?

r「いや、一度kiilaのライブを観たことが合って。そのとき自分のバンドも出るはずだったんだけど、急にメンバーの病気でキャンセルになってしまって。で、kiilaの歌を聴いて、表現力がなんて豊かなの!と。歌詞に対しての歌のあてかたとかがバツグン!」

——オレもそれはすごく感じる。単純に歌が上手い、ってところだけじゃなくてkiilaの歌は表現力ってところが抜群だと思う。そりゃみんなが歌を聴いて「カス!」って思ったら、こんな状況で一緒にバンドやろうぜ!ってならないよね(笑)

一同「(笑)」


undressっていう、脱ぎ捨てる・・・心のうちを曝け出すような音楽をやっていきたいというのはあって。

——それでこの5人が出会った中で、vivid undressっていうバンドでこういう音楽をやろうぜ!っていうビジョンってのはあったのかな?もちろんkiilaの歌ってのが中心にあったとは思うんだけど、それぞれの分野のスペシャリストが集まって、さぁ、どういう音楽をやろう!っていうのは。

k「私はそこが全くなかったんですよ。逆にこの5人が集まったらすごいことが出来るだろう、っていう確信はあって。ずっとソロでやっていて、目の前のことばかりしか見えなくなってたんですけど、急に先のこと、遠くのことが見えるようになって。3年後こうなってるやろうな、とか。そういうのが初めてのスタジオで明確に感じられて。」

——なるほど。ちなみにこのバンドって誰が仕切ってる、っていうか誰がリーダーなの?

i「リーダーというか、5人が5人、それぞれの持ち場があると言う感じで。」

K「でも、なんかあったら出てくる、っていうのはsyunnかな?」

——syunnはvivid undressに入る以前からまとめ役、というかリーダー的な立場でずっとやってきた人間なの?

s「いや、裏で支えるという立場ではありましたけど、表に立って・・・という感じではなかったですね。」

r「思うのはね、ほんと個々がみんなしっかりしてる!それぞれのポジションであったり責任感、意識が高いなっていうのは思う。」

——なるほど。yu-yaとかはわりかしバンドのリーダー的な立場でずっとやってきた人じゃないの?そんな印象を持っていたんだけども。

y「いやいや!一瞬以前のバンドでなったこともありますけど。作曲だったり、楽曲的な面で引っ張るっていうのはしてきたかもしれないですけど、みんなを導くというか引っ張っていくというタイプでは全然なかったですね。」

r「でも、やっぱりvivid undressで作曲という面で先導していくのはyu-yaで。」

——面白いバランス感だよね。誰もがリーダーもなれる力を持ってるけど、誰かが明確なリーダーになるわけじゃなくて。例えばioriはバンドを動かしていくエンジンの役割だったり、rioのようなある種お母さん的な面倒見の良いムードーメーカーがいて。大黒柱的に何かあったら出て行くsyunnがいて、作曲をつかさどるyu-yaが居て、最終的にバンドの顔としてアウトプットするkiilaがいて。

k「そうですね、誰が常に引っ張るではなくて、場面場面で引っ張る人間がちがくて。」

r「思いやりと助け合いだよね(笑)」

——なんかすごいオトナだよね(笑)この5人が集まって、kiilaはすごい可能性が、先が見えたって言ってたけど、他のみんなはどうだったのかな?

i「ヤバイことが絶対出来るバンドだと思いましたね。それぞれがやっていたバンドをずっと観てきたし、その中で一緒にやりたい!って思った人間の集まりなんで。刺激もたくさん受けるし、勉強になる。自分も成長できるし、本当に一緒にやって行きたいと思いました。」

r「一緒にやってみて、 理解度が早いな、って思いました。話が、レスポンスが早い。制作のときも『こういう感じだよね?』『そうそう!そういう感じ!』っていう。ioriも言ってたけど、他のメンバーからもらうものがいっぱいあります。みんなそれぞれがシビアな目線を持ってるから、リズムのこととかであったり自分が今まで知らなかったことがもらえてる。本当に刺激的。非常に。」

——なるほど、syunnは?

s「今までやってきた活動と比べて、負担が少ないというか、楽(笑)理解度も早いし。だから、楽だからこそ、もっと難しいことに挑戦できる。」

——それ、すごくわかる。楽って言葉を使っちゃうと語弊があるのかもしれないけど、絶対いっぱいいっぱいな中では100%に近づける、ということが一番の命題になってしまうと思うんだよね。余裕があるから、その先、120%が見えてくるというか。kiilaもさっき言ってた、ソロのときは目の前に追われてたって言ってたけど、多分それぞれが同じで。でもこのメンバーが集まったときに良い意味で余裕が生まれたと思うんだ。

k「あー、余裕!たしかに!」

——それがそのままvivid undressの可能性って言うところに繋がってると思うよね。yu-yaはこの5人が集まってどう思った?

y「オレは・・何万人の前で野外でライブをやってる光景が見えますね!」

一同「(笑)」

——結構なところまで見えちゃってるね!

y「あーこれはもう行けるだろうな、と。」

k「最初から言ってたもんね!それ(笑)」

y「可能性というか、確信。」

——でもすごいスピード感で進んでいるバンドだと思う。まだvivid undress名義で走り出して3ヶ月ちょっとなわけだから。最初はkiila名義で、サポートって形式での活動だったわけだけど、これがバンドで動くと いうことになってvivid undressという名前が必然的に冠されたわけだよね。これはどういった経緯でvivid undressって言う名前になったの?

i「ビビアンっていう言葉の響きの良さも勿論あったんだけど。」

r「連想するイメージで、気品が漂うというか。どポップってわけでもないし超ロック!ってわけでもないし。なんだろう、漂うエレガンス感?(笑)」

——ちょっと分かる(笑)たしかに突き抜けたパステルなポップではなくて、大人っぽさ、気品が漂う感じっていうのは連想できて。

i「レビューでも書かれてた『Girl’s city pop』ってイメージ。」

k「undressっていう、脱ぎ捨てる・・・心のうちを曝け出すような音楽をやっていきたいというのはあって。このバンドのコンセプトとして。この名前に沿った音楽を創っていきたいって思ってる。」

r「vividっていうことばもすごくこのメンバーにフィットしてて。ほら、そんなどす黒い人もいないじゃん(笑)」

一同「(笑)」

r「腹の中までは分からないけど(笑)でも個々のパーソナリティに合った名前だなって思う。」

——なるほど。自分達のパーソナルな部分と音楽的に表現したいことの合致したところでvivid undressって名前がすごくしっくり来た感じがあったんだね。その上で「曝け出す」ってところで、特に歌詞を書いてるkiilaに聞きたいんだけど、このバンドで伝えたいメッセージのコアな部分ってどんなことなのかな?

k「最初は・・・出来上がった楽曲に沿った歌詞を書いていたんですよ。でも、ここからの出来上がってきている楽曲に関して考えているのは『異空間』というか。現実のちょっと上、手が届きそうで届かないくらいの距離感。現実を突きつけるだけじゃなくて、夢を与えたいって気持ちは強くて。 演出に関しても、ライブ感ってところだけじゃなくて、『異空間』。」

——それはやっぱりソロでやっているときでは無かった意識?

k「なかったですね。それこそさっき言っていた、このバンドになって生まれた『余裕』からきているところなのかもしれないですね。今すごくそう思いました。 このメンバーがおるから出来ること、観に来てくれるお客さんがいて出来ること。そういうことを考えていたら、さっき言った手が届きそうで届かない異空間、それがvivid undressとして表現したいことやな、って。」

——じゃあライブって言う面で、vivid undressとしてのこだわりっていうのは実際どういうところにあるのかな?

r「自分はやっぱりライブが全てと思ってる人間だから。決まり、とかは関係ない。どうでもいい。イレギュラーが最高。その時その時が最高で答えなんて変わっていくし、だったらその時その時の自分の感情に素直になることが一番大事かな、って思う。歌詞の世界観とかは事前にもちろん身体に染み付かせた上で、その中で毎回違う『現場感』。MCも含めてね。楽しんでもらう要素っていうのは絶対必要だから。その時楽しまんと損だし。」

k「そこはrioにお任せしてる(笑)」

——でもやっぱりライブでのrioの存在って言うのは絶対観て欲しいところだよね、vivid undressとして。ioriとかはライブ中にこういうことを考えてるっていうのはある?後ろからメンバーを見て。

i「今までのバンドとはちょっと感覚が違って。kiilaがしっかり歌える、前の4人がのびのびとやれるビートを叩きたいなっていう意識が強いですね。その上で、お客さんも、タイバンも、スタッフも・・・全てを巻き込んでいけるライブがしたいなって思ってます。」

——なるほど。syunnは?

s「ライブ観ていただけると分かるんですけど・・・オレはrioの真後ろに居るんですよ。」

——それは一個とてつもなく重いものを背負っているね(笑)

s「だから俺としては他のフロント3人がガーっとやれるように、支える、という意識でやっていますね。」

i「あの安定感は素晴らしい。」

——yu-yaはライブ中はどういうこと考えてるの?

y「ライブ中・・・うーん・・・」

——まぁ多分詰まる時点で何も考えてないと思うんだが(笑)

一同「(笑)」

——yu-yaはそれでいいと思うよ。

r「でも、ギター小僧たちが絶対に寄って来るよね、打ち上げの時とかも。『あのギタープレイは??』って。あの憧れ目線(笑)」

——すげー分かるな(笑)俺も後で観てて、yu-yaのプレイの『何コレ??』感!でも、それってすげー魅力だと思うんだよね。それがyu-yaはもちろん、全員にそういうところがあって。もちろん歌がど真ん中にあるんだけど、それぞれのプレイヤーを観ていて飽きが来ない。その中でもyu-yaのプレイは特にすごい。アコースティックライブの時とか、『シンデレラ』のギタープレイとか、凄すぎて笑っちゃったもん。凄すぎるものって笑うしかなくなる(笑)

i「めっちゃ爆笑してましたよね!」

k「リハーサルの時がすごくて(笑)リハなのに他のギターの人たちが寄ってきちゃって。リハーサルで最前列がぶわーっと。めちゃめちゃやりにくかった(笑)」


予想外を放り込んだ上で、来て欲しいところに来てくれる

——楽曲が良いのは当たり前なんだけど、さっき言った『何コレ??』感。お客さんでもタイバンでも『何だこいつら?!』って思わせるのが一番大事で。それってyu-yaのギターは勿論、kiilaの歌だったり、rioのキャラクターだったり、vivid undressのライブには人をびっくりさせる要素が詰まってると思う。その上で、走り出したばっかりのバンドだけど、活動、『こんなことをしていきたいんだよね』っていう野望だったり、計画ってのはあるのかな?

k「まずはリリースですね。たくさんの人に楽曲を聴いてもらいたい、という気持ちが強いです。」

——そこはやっぱりみんな同じ気持ち?

i「そうですね。」

r「なんて言うんだろう、街での話題感、みたいなものが欲しいよね。下北沢でも、渋谷でも。ショップの人のオススメであったり。話題になりたいな、と思いますね。」

k「呼ばれるバンドになりたいですね。いろんなバンドやイベントに。必要とされたいと思いますね。」

——今vivid undressとして一番力を入れてるトピックっていうと?

i「vivid undressとしての自主企画が6/27(金)に下北沢ReGであります。」

k「ここで一曲新曲をやりたいなーと思ってます。曲をどんどん増やしたいというのは常にあるんですけど。」

——vivid undressの楽曲制作ってどういう流れになってるの?

i「kiilaが最初にネタを持ってくることが多いんですけど、いつの間にかそれがドロップボックスにあがっていて(笑)それでみんなで肉付けをしていくという。」

——vivid undressの楽曲ってメロディがど真ん中にあるんだけど、それでいてアレンジがテクニカルでエキセントリックというか、フックが非常に多いと思うのね。そこはやっぱり意識的にやっているのかな?

r「特にyu-yaが(笑)『え?え?そーゆー展開に行く??』みたいな。アレンジ的にはいろいろやるけど、でも一曲の中の流れ、というのは大事にしたいとは思ってます。その中で『お?』と思われるポイント、アレンジは大切にしてますね。いやーいろいろ出てくるなぁ、と。」

——その、いろいろやりながらも流れを大事にしてるって言うのはすごく分かるね。正直複雑なリズムアレンジ、展開にするだけだったらいくらでも出来ると思うのよ。その上でvivid undressがすごいなって思うのは『おいしい』ところ。あの、リフがここでこう鳴っていたのは、ここでリズムアレンジがこうなった理由はこういうことだったんだ!っていう。キャッチーさに帰結しているというか、とにかくおいしい。

k「それはよく言われますね。予想外を放り込んだ上で、来て欲しいところに来てくれるって。」

——だからkiilaの弾き語りだったら、それはそれの良さが絶対にあるんだけど、vivid undressになったことでソロでは絶対に表現できない音楽になっていると思う。『シンデレラ』の大サビとか、毎回鳥肌が立つよね。あ と、少し話を戻して、さっきも言っていたvivid undressの野望ってところでもう少し突っ込んで聞けたらなって思うんだけど、リリースってことをさっき言っていたけど、リリースをしたとしてそこは スタートであって、決してゴールじゃないはずで。リリースをしたとして、その後vivid undressは何をしたい?どうなっていきたい?

i「やっぱり武道館で。」

k「私も武道館かなぁ。」

i「絵が見えるもん。」

y「九段下ー!って言いたい(笑)」

——その地名言っておけば間違いない的な奴ね(笑)でもそういった話を聞いた時に、やっぱりメジャー志向なバンドなのかなというのは感じる。その上で、メジャーに取り込まれちゃうんじゃなくて、メジャーに新しい風を吹かすようなバンドになって欲しいなーというのは思うよね。


自分が歌うための曲が欲しくて、自分の言葉を伝えたくて。

——普段ってvivid undressのメンバーってどんな感じの人たちなの?っていうのは知りたい人は多いかな?って思うんだけど、ぶっちゃけどんな感じの人たちなの?

k「こんな感じです(笑)」

——まぁオレはわかるけど(笑)っていうのはvivid undressを観る人にとって、例えばkiilaってどういう子なの?っていうのは興味深いトピックだと思うのね。普段どんなことを考えて、何をしているんだろう?っていう。

k「私は休みの日は一歩も家から出ないですね。」

——え?一歩も?何してるの??

k「何してるかな・・アニメ見たりとか。」

——それは昔から?

k「そうですね。あとはゲームとか。」

r「腐女子?」

一同「(笑)」

i「でも家から出るイメージが確かにまるでない(笑)」

k「電車に乗れないんですよ。吐き気がするくらい苦手で。必要に迫られた時は本当にヘッドフォンで音楽聴いてなんとか耐えてる感じで。人が集まるところが苦手で。言っちゃえば例えばアパートとかでも、知らない人が隣では笑ってたり、その隣では泣いたりしてるって考えるだけで・・・恐怖(笑)」

——良く生きてきたな(笑)どんな子ども時代とか過ごしてきたの?他のアーティストでも思うけど、『どういう人生過ごしてきたらこういう人間が出来上がるんだろう?』っていうのは結構興味深いトピックなんだよね。どんな人生を過ごしてきたのかな?と。

k「子ども時代・・・何してたろう?虐められてましたね。あんまり人に馴染めなかったんですよね。浮いてて。一人で絵を描いたりするのが好きだったり、夜もご飯食べたらすぐ部屋に引きこもって星空見てたり。そんな感じでしたね。」

——完全に変わってるよね(笑)そうだ、音楽の出会いってところも聞きたかったんだよね。なんで音楽を始めたのか、っていうきっかけだったり。

k「私はピアノを3歳の時からずっとしてて、それからですね。」

——普通にクラシックだったり?

k「そうですね。でも、小学生の頃から作曲とかは結構やってて。」

——なるほど、でもさ、ピアノ習ってる子って基本的には譜面にあるものを弾くっていうのが普通だと思うんだけど、そこで作曲って言う方面に行ったきっかけってあったのかな?

k「やっぱり歌いたかったからですね。歌うのが好きだったので。作曲って言うよりは・・・自分が歌うための曲が欲しくて、自分の言葉を伝えたくて。」

——そんな小さい頃から歌うことだったり、言葉を伝える欲求があったんだ?

k「でも小学生だから歌詞がすごく稚拙で(笑)『友達とケンカしちゃった。でも、すぐに謝ればいい』みたいな(笑)」

一同「(笑)」

——学校の教室に貼ってありそうだな(笑)でもそういうところから、ポップミュージックだったり、ロックだったりに目覚めるきっかけになったアーティストとかっているの?

k「Mr.BIGとか」

——Mr.BIGかよ!テイクカバー??

k「エアロスミスと か。」

——そっち方面からか!

k「ハードロックがもともと好きで。中学生くらいの時かな?親戚のおじさんがギター弾く人で、家に行くと大きいテレビでライブ映像を見せてくれて。」

——周りと話し合わなかったでしょ??

k「全然合わなかったです。」

——ビリーシーンがヤバイ!とかポールギルバードが・・・とか女子中学生の会話にまず登場しないもんな(笑)何だこいつ、ってなるよな。じゃあ基本的に洋楽から入った感じなんだ?

k「そうですね。あ、でも邦楽も聴きましたよ。モーニング娘。とか、speedとか。」

——急に世間に順応したな!で、ピアノからギターに行った理由って言うのは?kiilaとしてはアコギで活動してたでしょ?

k「高校で軽音部に入って。エレキをずっと弾いてたんですけど、卒業して『ライブしよう』って思った時にストリートでまずやろうと思って。それでアコギを買って。」

——なんでストリートをしようと思ったの?

k「タダやし(笑)あとは不特定多数に聞かせたいっていう気持ちもあって。ライブに来てくれるお客さんが欲しいな、とか。で、3ヶ月やって200人集めて。ワンマンで。」

一同「おお!」

——それはすごいな!大阪で?やっぱ大阪城とかで?

k「やってましたね!いろんな出会いもありました!」

——でもストリートってやっぱり一時期とんでもない勢いがあったもんね。ゆずだったり、YUIだったりが出てきて。ストリートで活動しようと思ったのは、そういうミュージシャンの影響もあったの?

k「いや、まったく。知り合いがたまたまやってて(笑)これなら、一人でも出来るよね、って。だから地元のストリートの界隈のこととかも全然知らんかったし。」

——へぇ、やっぱり普通のストリートミュージシャンとは毛色が少し違うよね。あんまりMr.BIG聞いてストリートやる人は居ないと思うし。邦楽的な所はモー娘。とか以外だと他は何も聞いてなかったの?

k「うーん、宇多田ヒカルとか。CHARAとか。」

——一人でやってる時にはバンドでやりたいって気持ちはなかったの?

k「バンドになると、うるさいなーって思ってた。ヘタクソだったし、ガチャガチャうるさいなって。だったら歌がちゃんと聞こえる形でやりたいな、って。」


異質の中に現実の欠片が潜んでる感じ。異空間の中にkiilaの本音が散りばめられてると思う。

——メンバーに出会ってバンドってものに対する意識ってすごく変わった?

k「変わりましたね!」

——じゃあvivid undressって一言で言うと、何?それぞれに聞いてみたい。

k「心臓の内側にある毒素。それをクリアーにして提示した感じ。言えない部分を曝け出す音楽。」

i「ギャップ感のある音楽。景色がめまぐるしく変わっていく異質なバンド。」

r「次世代ポップ。異質の中に現実の欠片が潜んでる感じ。異空間の中にkiilaの本音が散りばめられてると思う。」

s「個性。普通なら混じりあわない個性が交わった最大公約数。」

y「みんなのキャパシティの・・・いや、違うな、異質の中の現実・・・それはさっき言われたか・・、なんだろう、ケミストリー感(笑)」

一同「(笑)」

y「そんな感じっす(笑)」

——yu-yaらしくて良いと思うよ(笑)じゃあ最後に6/27のvivid undress自主イベントに対しての意気込みを各人から!

y「研ぎ澄まされていく自分達の音楽を、姿を感じて欲しいです!」

s「このバンドは新しいことをやっていきたいと思うんで、企画に関しても新しいものをみんなに見せられたらと思います!」

r「ライブが全てなので!自分も楽しむし、来てくれたみなさんもこの企画で『もらっていけるもの』があれば、と心掛けているので!テンションあげて、ライブに向かって望みたいと思う次第ですね!」

i「今まで以上にライブも増えてきて、結束力というか、ケミストリー感を爆発させて『事件』を起こせるライブにしたいと思っているので!」

k「待ってます!!それだけ(笑)」


こうしてvivid undressの独占インタビューを終えたが、正直彼女達の魅力の一端を伝えたに過ぎない。なぜならば彼女達の魅力は常に新しく更新されていくからだ。そのvivid undressの新たな魅力が発見される行程に、何よりvivid undress自身がトキメイている。そんな眩しい、新鮮な時間と空間をまさに今共有している5人。それぞれの口から語られた言葉は未来と可能性に満ち溢れていた。まずvivid undressとしての2014年前半を締めくくる自主イベントを、より多くの人に目撃して欲しい。これからvivid undressを取り巻く状況がどう変わっていくのか、楽しみで仕方がない。


〜イベント情報〜

6月27日(金)@下北沢ReG
vivid undress×NEWScript presents
『Reincarnation 03』

出演:vivid undress / JerryFish / Color Color Clown / Euphs / Omoinotake / 銀鼠 / 純正エレジー
前売り¥2,000-(ドリンク別)/当日¥2,500-(ドリンク別)
OPEN 17:00 / START 17:30

チケット予約はこちら →( how to view someones private instagram photos href=”https://twitter.com/vividundress”>vivid undress CONTACT )